○スパーリング

 

 実戦には欠かせない自由攻防の練習をします。実際に技を使えるようになるためにスパーリングは必要不可欠です。しかし、初心者にいきなりスパーリングを行わせることはケガ人を増やすだけであり、またそこには力みしか生みまれません。そのため、当道場ではゲーム感覚でできる「タッチ・ゲーム・スパーリング」、技を限定して行う「リミテッド・スパーリング」を十分に経験した上で「フリー・スパーリング」に移っていきます。安全面に配慮しリミテッド・スパーリング、フリー・スパーリングは防具着用の上行いますが、やはり多少(?)の痛みは伴います(;^_^Aスパーリングは精神面を鍛えるためにも非常に有効なトレーニングとなります。

 入門後、基本技術を一通り学んだ生徒、特に若い生徒たちはスパーリングでいかに強くなるか、スパーリングでいかに相手をブッ飛ばすか、ということに目が行きがちです。しかし、ジークンドーでは、多くの武道・格闘技のように組手やスパーリングに強くなること、試合に強くなることが最終目標ではありません。最終目標はあくまで実戦なのです。実戦とは、始まりの合図はなく、禁じ手もなく、敵が一人とは限らず、刃物が出てくるかもしれないような状況です。スパーリングと実戦は似て非なるものなのです。一度でも街中等で危険な目にあった方ならわかるかと思われますが、実戦ではなかなかスパーリングのような綺麗な戦いにはならないのが現実です。よって、スパーリングは実戦性を獲得するためのトレーニング手段の一つということになります。スパーリングは非常に重要ですが、スパーリングに固執はしないというスタンスを我々はとっています。