○ジュンファン・グンフー・トレーニング

 ブルース・リー始祖が渡米後、初期から中期にかけて詠春拳を元に創始した技術を練習します。一般的にいうトラッピングですが、より実戦性を重視しています。また、ジークンドーとの違いを明示しながら行っています。世間では「トラッピング=ジークンドー」という認識が非常に根強いのですが、ジークンドーは非常に西洋的なものであり、実はトラッピングの技術はわずかしか残されておりません。ブルース・リー始祖は白鶴拳のウォン・ジャックマンとの決闘の後(詳細はコチラの第2期:ジュンファン・グンフー創始、1964年~を参照)、伝統的な武術・格闘技に疑問を感じ、主にフェンシング、ボクシングといった近代的な技術を元にジークンドーを創り上げました。最終的にブルース・リー始祖は詠春拳的な技術をほとんど排除してしまったのです。

 では、どうして当会ではブルース・リー始祖が捨て去ってしまった技術を敢えて学ぶのでしょうか?それは、トラッピングを練習することで接近戦での手先の感覚を養うことができるからです。接近戦において視覚的な情報だけに頼っていては、なかなか対応が難しい場面が多々存在します。そんな時、自分の手脚がセンサーとなれば、敵の力の流れをいち早く察知し、対応することが可能になります。また、トラッピングで用いられる戦術はジークンドーにおいても応用の利くことが多いのも理由の1つです。

 当会は世界的に見てもジークンドーとジュンファン・グンフー両方を学べる数少ない団体となっております。